NHK「トリセツショー」で話題に
2026年1月22日に放送された NHK「あしたが変わるトリセツショー」 で「しびれ」 が特集されていました。
番組の中で繰り返し伝えられていたのは、「しびれは放っておかず、まず“どこで起きているか”を知ることが大切」というメッセージでした。
40~50代になると、こんな違和感を感じる方が少なくありません。
でも同時に「年齢のせいかな」「そのうち治るかも」と様子を見続けてしまう方も多いのが現実です。
じつはしびれにはいくつかのタイプがあり、原因によって対処方法はまったく違います。
そこを知ることが、安心への第一歩につながります。
しびれは「神経からのサイン」
正座をすると足がしびれます。
この場合は長時間、足先やふくらはぎが圧迫を受けていたことによるしびれです。
血液が末端まで届きにくくなって足がジンジンとしびれてきた状態です。
しかし慢性的なしびれは、血行不良だけの問題ではありません。
私たちの体では、皮膚や筋肉で感じた情報が神経を通って脳に伝えられています。

神経の通り道が物理的に圧迫されたり、引っ張られたりすると、信号がうまく伝わらなくなります。
その結果として現れるのが、ピリピリ、ジンジン、感覚が鈍い、といった「しびれ」です。
多くの場合、神経そのものが損傷しているわけではなく、神経の通り道にトラブルが起きている状態と考えられます。
よく見られる二つのしびれのタイプ
臨床現場でよく見られるのが「末梢神経レベル」と「神経根レベル」のしびれです。
末梢神経レベルのしびれ
末梢神経とは、首や腰から枝分かれして、手や足の先まで伸びている神経のことです。
これらの神経は筋肉や筋膜、骨や靭帯に囲まれた場所を通っています。
そのため、日常生活の影響を非常に受けやすいのが特徴です。
家事や仕事、スマホ操作などで同じ動作が続くと、知らないうちに神経の通り道が窮屈になります。
具体的には首を曲げ続けている、手首をずっと同じ角度にキープしている状態が挙げられます。
神経根レベルのしびれ
神経根とは、背骨の中から神経が出てくる根元の部分です。
首や腰の状態が直接影響するため、姿勢や動作によってしびれが変化しやすくなります。
このタイプは腕全体、脚全体といった少し広い範囲に症状が出たり、痛みを伴うこともあります。
病院に行った方がよい目安は
しびれがあるからといって、すべてが危険なわけではありません。
ただし、次のような場合は早めに医療機関での検査をおすすめします。
これらは神経の中枢(脳や脊髄)が関係している可能性があるため、すぐに医療機関の受診をお勧めします。
一方で、「なんとなく続いている」「動かすと変化する」「生活の中で増えたり減ったりする」
いわゆる慢性的なしびれは、体の使い方や筋肉・筋膜の影響が関係していることが多く、適切なケアで変化が期待できます。
当院が大切にしていること
当院では、「とりあえず揉む」「強く押す」ことは行いません。
まず、しびれがどのレベルで起きているのか を丁寧に見極めます。
体の反応を一つひとつ確認しながら、神経が通りやすい環境を整えていくことを大切にしています。
強い刺激を使わずに筋肉や筋膜、関節の動きを整えることで神経が本来の働きを取り戻せるように施術しています。
しびれは「体からの小さなメッセージ」
40〜50代は、これまでの生活の積み重ねが体に表れやすい時期です。
しびれは、【少し体の使い方を見直してほしい】というサインかもしれません。
必要以上に怖がる必要はありませんが、我慢し続ける必要もありません。
体の状態を知り、自分に合ったケアを選ぶことでこれから先の生活は楽になります。
しびれが気になっている方は、どうぞ一度ご相談ください。
体はよりよく生きる力を持っています。
施術を受ける前によくいただくご質問
しびれがあると、「触っても大丈夫なのかな?」「悪化しないかな?」と不安になりますよね。
ここでは、当院に実際によく寄せられる質問をまとめました。
Q1.しびれがあっても、施術を受けて大丈夫ですか?
多くの場合、大丈夫です。
ただし、どのタイプのしびれかを見極めることが前提になります。
いきなり施術に入ることはせず、しびれの出方や体の反応を丁寧に確認します。
「今は医療機関を受診した方がいい状態なのか」
「施術でサポートできる状態なのか」
そこをきちんと判断したうえで進めますので、不安なことは遠慮なくお伝えください。
Q2.強く押したり、ボキボキされませんか?
当院では、強い刺激や無理な矯正は行っていません。
しびれがある状態で強い刺激を加えると、神経がさらに緊張して症状が強くなることがあります。
当院は筋肉や筋膜の緊張をやさしくゆるめて、神経が働きやすい環境を整えることを重視しています。
「こんなにやさしいのに、後で体が楽になるんですね」と言われることが多い施術です。
Q3.何回くらい通えばよくなりますか?
これは、しびれのタイプや期間、生活習慣によって個人差があります。
一回の施術で変化の方向性を感じられる方の多くは、
といった小さな変化が見られることもあります。
体の反応を見ながら、一緒に回復していくペースを考えていきます。
Q4.病院に通いながらでも受けられますか?
はい、問題ありません。
実際に、病院で検査を受けながら補完的に体のケアとして通われている方もいらっしゃいます。
医療機関と施術院は役割が違いますので、それぞれの良さを活かしながら回復しやすい状態を整えていくこと考えています。

