誕生日はいくつになっても嬉しいもの。
いつまでもそうありたいものですが、現実は少し様子が異なります。
誕生日を祝ってもらって嬉しいのも10代、20代の頃までではないでしょうか。
40代を過ぎると身体的にも徹夜ができなくなったり、以前ほど深酒をしなくなったりと、いわゆる無理が効かなくなり始めます。
一般的に40代以降は壮年期と言われます。
心理学者のユングは、人生を少年期、青年期、壮年期、老年期の4つに分けました。
季節に例えれば、春、夏、秋、冬といった感じでしょうか。
壮年期は「関心が内的価値に向かう時期」と位置付けられています。

人生の折返し地点に差し掛かり、これまでの半生を振り返る。そんな様相です。
義理の父を引き合いに出すと、私が出会ったのは義父が60代後半の頃でした。
(妻と知り合って、結婚しますという報告をするときに初めて会いました)
その頃から、義父は合気道をしていて健康そのもの。
とてもあと数年で70代を迎えると思えないほどに達者な様子でした。よくよく話を聞かせてもらうと、健康管理を兼ねて40代の頃から合気道を習い始めたのだそうです。
そう、ある程度若いうちから体を動かす習慣がついていれば、歳を重ねることと肉体が老いていくことはイコールではないと、強く思いました。それを体現していたのが義父でした。
さて、それでは今まで何も運動してこかなった人たちはどうすればいいのでしょうか。
いきなり運動、というのはハードルが高いかもしれません。
よく言われるように、身近な運動で最もコスパがいいのは「ラジオ体操」なんです。
朝、テレビやラジオをつければやってますよね。
海外の笑い話にこんなのがあります。
「公園に行って日本人を見つけるにはどうしたらいいだろう?」
「そんなの簡単だよ、ラジオ体操を流して振り向いたのが日本人さ」

それほどまでに浸透しているラジオ体操。
コロナ禍の今年の夏は、小学校の運動場でもラジオ体操が行われることはありませんでした。しかし、体を動かすことが有益なのは変わりません。
朝の早起きが苦手な方、アラフォー世代には、こちらもおすすめです。
DVD付き もっとスゴイ! 大人のラジオ体操 決定版|講談社の実用BOOK
ユーモアたっぷりのラジオ体操もあります。
今のうちから始めておけば、年令を重ねた60代、70代になってもまだまだ現役で活躍できます。
死ぬまで楽しめるジジイやババアになりたいと思いませんか?