高円寺には多くの整骨院やサロンがあり、徒手療法のサービスを提供しています。
また目的もさまざまでリラクゼーションを目的としている店もあれば痛みの改善をうたっている店もあります。
あい治療院の施術の特徴は
施術の目的が何であれ、徒手療法の刺激の種類としていわゆる強押しのところもあれば、ソフトな刺激で施術を行っているところもあります。
当院は明らかに後者です。それは、Googleマップのクチコミを読んでも明らかです。

施術コースの手あては、ほんとうに手を当てているだけ。
指圧コースもありますが、それもとても優しいタッチです。
その理由をひと言で伝えると「脳は感覚に慣れる」からです。
例えば普段履いている下着のことをいちいち気にしている人はほとんどいないと思います。
たまに新しい下着に替えると落ち着かないのですが、それでも2,3日過ぎると慣れてしまいます。
強さの悪循環
例えば、指圧を受けて押されると心地よい感じがします。
物理的には皮膚や筋肉が押されて、その程度を「ちょうどいい」とか「もの足りない」と感じているのは大脳の感覚野という場所です。
前述のとおり、脳は感覚に慣れていく性質があるので「あれ、今日はちょっと物足りないな…」と思い始めます。そして、「もう少し強くしてください」という無限ループに入っていきます。
強い感覚が入るのは、強く押すから。
当然、物理的にも皮膚や筋肉は以前よりも強い圧迫を受けます。
それが一定の範囲内であればいいのですが、限度を超えると必要以上に筋線維を傷つけてしまいます。やがてそれは炎症を起こして揉み返しとなり、元の状態よりもさらに硬くなってしまう線維化(せんいか)という状況になります。感覚が慣れてしまうことほど、怖いものはありません。
例えていうなら、感覚刺激はアルコールに似ています。
以前は缶チューハイ1本で十分満足していたのが、2本、3本と酒量が増えていく。
さらにアルコール度数の高いハイボールやウォッカが飲みたくなる。酔っぱらうことの快感が脳を麻痺させると、やがて肝臓の働きが悪くなって病気を引き起こしかねません。
ちょいと一杯のつもりで飲んで…
それで済めばいいのですが、アルコールも徒手療法による刺激も適量が求められます。
体質を変えて行くには軽い刺激で十分です
来院されているお客さんも以前は強いのを我慢すればよくなると思っていました。
しかし、いまは違います。

当院の施術、とくに手あては必要なところに限って手を当てて施術をしています。
カバンをいつも左肩に抱えるといった日頃の姿勢の偏りや過去に受けた手術の痕など、様々な理由で私たちの体性感覚は均一でなくなっています。つまり、感覚の鋭いところもあれば、鈍いところもあります。
必要な場所にふれることで適切な感覚刺激を入れて、無意識のうちに身体のバランスを整えていく。
受けている最中はちょっと分かりづらいのですが、施術が終わったあとに歩き出すと体の軽さにびっくりすることと思います。

