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足のむくみと冷えを解消するセルフケア

足 むくみ セルフケア

6月に入り、そろそろ梅雨入りの時期となりました。
湿気とともに肌寒く感じるこの季節、足のむくみが気になる女性も多いと思います。また、除湿するためにエアコンを「ドライ」にすることで、室内の温度が下がり体が冷えてしまう方もいます。

これからの季節、足のむくみと冷えを解消するポイントをご紹介します。

足のむくみは水分代謝の異常?

体のなかを血液やリンパが流れています。その流れが悪くなることで足はむくんできます。
車で例えると渋滞が起きている状態と言えるでしょう。

その原因も様々ですが、デスクワークをしている女性が夕方に足がむくんでしまうのは、自然な生理現象と言えます。
この場合、夜寝ている間に足のむくみが引いて、朝はスッキリとしたふくらはぎになっていれば問題ありません。

しかし、これが毎日のこととなると生活習慣の見直しが必要です。
本質的に女性は男性に比べて筋肉の量が少なく、そのため体温も低い傾向にあります。そして、デスクワークを中心に仕事とをしているのであれば、日中のほとんどの時間は体を動かしていないことになります。

そのため、筋肉を動かして熱を産生したり、血液やリンパを循環させるといった生理反応が起きにくい状態になっています。顕著なのは寝たきりの高齢者です。
反対に、活発に動き回っている子どもは体温が高いことはよく知られています。

足のむくみを解消するセルフケア

いすに座っている姿勢を見てみましょう。

横から見ると、膝と股関節が曲がっていることに気がつきます。ちょうど曲がっているところには太い血管が存在しており、これが約90度折り曲げられた姿勢になっています。

真っすぐよりも曲がってるほうが血液の流れが悪いのはイメージがつきやすいと思います。

このブログを読んでいる方は、一日のうち何時間くらいイスに座っていますか?

できれば1時間に1回は立ち上がって足のつけ根と膝の裏を伸ばすほうがよい、と言われます。こまめに動くことで筋ポンプ作用(※)が働いて、足の血液循環がよくなります。
立ち上がってトイレに行くなど、工夫次第で足を動かすことを習慣にするのは体にとって必要なことと言えます。

(※)筋ポンプ作用:筋肉が伸びたり縮んだりすることにより血液やリンパを送り出す働きのこと

座ったままで足のセルフケア

長時間のリモート会議や、集中して画面に向かっている場面もあるでしょう。
なかなか立ち上がって歩いたり、体を動かすことができない場合はどうするとよいでしょうか。

座ったままでできるカンタンな動きを3つ紹介します。

1.足のつけ根を揉む
手首を足のつけ根に当ててゆっくりと押さえます。
慣れてくると、ドキドキと血液が流れている拍動を感じることがあります。これは、大腿動脈という太い動脈で親指くらいの太さがあります。この血管のうえを押さえて刺激します。

2.足首をまわす
座ったままでできる、最も効率的なやり方です。
つま先を上げて(かかとはついたまま)クルクルと足のつま先を回します。内回し、外回しそれぞれ20回ずつを目安に行いましょう。
続いて(つま先をついたまま)踵を上げてクルクルと回します。これにより筋ポンプ作用が起こり、足首にたまった血液を心臓に戻す働きをします。

3.骨盤を動かす
これは骨盤まわりの筋肉を動かすことで血液循環をよくする効果を狙います。
具体的には、骨盤を左右に傾けて片側の坐骨のうえに体重をのせます。そのまま5秒間キープ!
これを左右5セットずつ繰り返します。
このことにより骨盤まわりの筋肉が刺激され下腹部の血液の流れがよくなります。

足のむくみが気になる方は、ぜひ一度お試しください。
ふくらはぎのオイルマッサージをしているこちらの動画も、どうぞご覧ください!

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