じめじめとした梅雨の季節となりました。
この時期は湿気が多く、体が重く感じられる人が増えますね。
東洋医学では、カラダのなかに「湿」(しつ)がたまると表現しています。
具体的には足がむくんだり、なんとなくだるかったり。
なかにはお腹をこわしてしまう人もいます。
気象庁の知人によれば、雨をもたらすのは低気圧。
気圧が低いと体にかかる空気圧も減少するため、摂取した水分を排泄しづらくなり、むくみが表れると言われています。
梅雨対策のテーマは「体を中から温める」
日頃の生活でできることを紹介します。
食べものはあたたかいものを食べる
さっぱりした素麺、冷やし中華は今しばらくおあずけしましょう。
この季節は体を冷やさないように、あたたかい食事を心掛けます。
水分の排泄を促す
生姜や山椒、キムチなどを食べることで体を内側から温めます。
煮物、炒め物のかくし味にお試しください。
足湯、腰湯を行う
ほっとひと息、お風呂タイム。
いつもより5分だけ多く足湯、腰湯の時間を設けましょう。
コツは、心臓から下を温めることです。
入浴の最初はTシャツを着たままで構いません。
うっすらと汗をかき始めたらしめたもの。
汗をかく体に切り替えることで夏を乗り切る準備にもなります。
なんだか忙しくて、そんな時間がないという方は、竹炭を寝室に置くことをお勧めします。
竹炭には空気をきれいにするほか、湿度が高い時には空気中の水分を吸収し、湿度が低い時には水分を放出する働きがあります。
例年の梅雨明けは7月21日頃の予測です。
体を内側から温めて、じめじめした梅雨を乗り切りましょう!