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膝痛と足のしびれでお悩みのお客様への施術経過報告

当院には肩こりや腰痛、膝の痛みでお悩みのお客様がお越しになります。
膝の痛みと足のしびれを訴える50代・男性(Kさん)の施術経過を報告します。

初回問診時の様子

Kさんが当院にお越しになったのは、残暑厳しい9月の終わり頃でした。
右膝の内側の痛みと左臀部から太ももの裏にかけて、とくに冬場になるとしびれが出て辛いとの症状でした。

初回の問診時には、これまでにかかった病気やケガのことをお聞きします。
ざっと記憶しているだけでも次の既往歴がありました。

・右ひじ骨折
・左すね骨折
・交通事故による右足首の複雑骨折

それぞれケガをしたタイミングは異なりますが、それでもかなりの箇所を痛めています。
過去のケガやとくに交通事故による衝撃は、いつまでも影響を及ぼしていることがあります。

Kさんの場合は、それは右の足首でした。

交通事故で複雑骨折した足首は、左右を比べると右足の動きが不自然です。
歩いていても不自由なはず…と思って聞いてみると、自覚はあるものの「ずいぶん前のことなので仕方ない」と諦めていたようです。

当院ではヒトの身体を施術していくときは、まず初めに足首が左右差なく正常に動くように調整していきます。

触れて確認すると、右足のすね(前脛骨筋)は固く、皮膚表面の弾力性もありません。
もちろん、左に比べると右足首の動きは制限されています。
これでは体重をうまく右足に載せることができないため、腰位置が歪んでくるのも当然です。

初回の施術では、右足首の動きが出やすくなるように足のかなめとなる距骨、踵骨と腓骨の位置を調整しました。

2回目の施術と骨盤を安定させるという考え方

初めての来院から1週間空けて、2回目にお越しになったときに「痛みの感じが変わった」と表現されました。そして、以前よりも右の足首が動くようになっていました。

施術後によくあることなのですが、施術で骨格の位置を変えると普段通り歩いていても筋肉の使い方が変わってきます。
そして、きちんと足裏に荷重できることで靭帯や関節面がより柔軟に本来の動きを取り戻していくケースがあります。Kさんの場合もまさにその通りでした。

足首の動きが出始めたら、次は骨盤、股関節の偏りを解消していきます。
初回~2回目、3回目は、おもに足腰の安定性を高めることが目的です。

BRM療法 骨盤矯正 自然治癒力

これは肩こりや首の症状を訴える方の場合も同じです。
よくある首や肩だけをもみほぐすだけの施術では、3日もしないうちに肩は元の状態に戻ってしまいます。

腰は体のかなめと言われます。
骨盤の位置が不安定なままでは、背骨のうえに乗っている肩や首もバランスを取るために緊張してしまう=凝っている状態になるからです。

そして、古傷がうずきだした

2回目、3回目と施術を重ねるごとに少しずつ痛みの程度が変化していきました。
ただし、この段階では根本的な痛みの原因となっている捻じれはまだ解消していないこともあります。

4回目の施術にお越しになったとき、Kさんは不安な表情を浮かべて言いました。
「夜、寝られません。右のお尻から足にかけて痛みとしびれが強く出て、寝返りをするたびに目が覚めてしまいます。」

これはどういうことでしょう。
足首からゆがみを解消していくことで股関節、膝、そして骨盤も本来の位置に戻っていきます。

そして骨盤-腰椎が安定していく過程で、いままで使っていなかった筋肉が働き始めます。
このときに左右の筋肉のバランスも変化するため、一過性に猛烈な痛みが現れたのです。

「少し良くなってきたのに、逆戻り」ではなく、ねじれが解消していく過程で「乗り越える痛み」の時期が訪れました。

ここで大切なのは、施術者と患者さんの信頼関係です。
本質的には治癒が起こっているにも関わらず、表面的に表れる痛み。
ここで患者さんが諦めないことと、施術者が十分な説明をできるかどうか…。

治癒する方向に向かって一緒に乗り越えていく姿勢が問われるタイミングです。

痛みを乗り越えた先にあるもの

5回目の施術時には、まだ間欠性跛行がありました。
自宅から職場まで元気なときには20分位で歩けていた距離が、いまは1時間40分かかって休みながら歩いていると仰います。

それでも歩いていたのには理由があります。
手ぶらで歩くことで、全身の骨格をととのえるために。

痛みは痛み、動きは動き。
施術で骨格を整えたあとは足の運びや腕の振り、骨盤なども本来の動きに戻っていきます。

この時期に手ぶらで歩くことで、骨格と筋肉のバランスが整ってきます。痛みが消えていくのは、そのあとからです。

Kさんも、根気強く辛抱されたことと思います。
7回目の施術時には「痛みは半分くらい」になっていました。

そして8回目の施術時には「悪くなっていない」とおっしゃいました。

長時間、立っていると痛みが出ることもあるけれど、寝返りをしても腰が痛くならない。
一度寝たら朝までに1回起きるかどうか…寝不足からは解放された、と話されました。

痛みなく、ぐっすり寝られる。
自己治癒力が働く最高の環境を手に入れることができました。

来院当初に痛かったのを100とすると、今では20程度の痛みを残すのみです。
ここに至るまでに行った施術は、次の内容です。

第1段階(1~4回目)
・足関節、膝関節、股関節の調整
・骨盤の左右差の解消

第2段階(5~9回目)
・骨盤の調整
・腸骨筋、大腰筋への刺激
・脊柱、肋骨のねじれの解消

第1段階、第2段階の施術は毎週1回、行いました。
そして今では、2週間に1回の施術となり第3段階の施術を行っている途中です。

11回目の施術時には、予診票に書いていた【体の状態=30点】だったのが、いまは【90点くらい】と仰っていただきました。

痛みなく、毎日を快適に過ごせるには、過去のケガや手術の影響から解放されることが欠かせません。
Kさんも間もなく、仕事に打ち込める快適な日々を送れるようになるでしょう。

この症例報告は実話です。
ご本人のプライバシーを配慮して、個人が特定される写真の掲載は控えています。
また、治癒の過程には個人差があることをご了承ください。

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