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症例報告:リモートワークではじめての腰痛

症例 腰痛 リモートワーク

感染症の影響は収まるところをまだ知りません。
落ち着くのは来年の春先でしょうか…。

昨年の緊急事態宣言からリモートワークが始まった男性のお客様。
それまでは通勤のため1日3,000歩くらい歩いていたのが、リモートワークに切り替わってからは1日300歩!

なんと1/10になってしまいました。
仕事中はずっとデスクの前にいて、立つときと言えばトイレに行くか冷蔵庫に行く時くらい。
外出をするとしても近くのコンビニまで行っても10分程度で済んでしまいます。

通勤で1時間弱のあいだ電車に揺られたり地下鉄の階段を登ったり。
仕事をしていれば、同僚に書類を手渡すのに振り向いたり、会議のために部屋を移動したりと、今更ながら体を動かしていたことに気づきます。

リモートワークが始まって3か月ほどした頃に当院にお越しになりました。
いわく「初めての腰痛にどうしていいかわからない」と仰っていました。
始業の9時前からパソコンに向き合って、夕方までずっとその姿勢。
…これでは腰が痛くなるのもムリはありません。

長時間、座りっぱなしでいると首や背中の筋肉が緊張します。
来院直後は、前屈しても床に指がつかない状態。手を組んで腰をひねろうとしても硬くてほとんど動かせません。
骨盤と脊柱の骨格を見ると、大きく捻じれています。

腰痛

そこでまず、仰向けになっていただき、骨盤と股関節、膝の関節を調整しました。
次にうつ伏せの姿勢で、再度、骨盤と仙骨の調整を行い、裏表の両面から骨盤を整えていきます。
そして肝心の背中を支える背骨(脊柱)と頚椎(首の骨)に触れて、ねじれと緊張を取っていきます。施術の終わりごろにはすっかりと凝り固まっていた体の緊張が抜けて、和らいだ顔つきになっていました。

「ときどき立ったり歩いたりしていますか?」と聞くと、
仕事に集中するとそんなことを考える余裕はないとおっしゃいます。

ヒトは「動物」としての筋肉と骨格を備えていますので、動いてこその生き物です。
植物のようにじっとしている訳には行きません。施術後のアドバイスとして「タイマーをセットして1時間に1回は立ち上がり、すこし体を動かしましょう」とお伝えしました。

出張治療のご案内

ずっとイスに座りっぱなし、画面を見続けていて目が疲れる…。
リモートワークで首、肩、腰に疲れがたまっているとお悩みの方のご自宅またはご指定の場所にお伺いします。

東京近郊(当院から移動1時間程度)の場所に出張いたします。
施術料金+出張費をいただきます。お気軽にご連絡ください。

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