日本に古来から伝わる徒手療法はあん摩や指圧のほかに療術、活法などさまざまな手技があります。
そのうち、専門学校で身につけることができるのはあん摩、マッサージ、指圧の3種類に限られています。
また、広く海外に目を向ければ、カイロプラクティックやオステオパシーなどの技術体系が存在しています。
私はマッサージ師の資格を取得してから25年以上になりますが、その間にさまざまな徒手療法を経験し、また学んできました。一定の基礎を積み上げてこそ効果を発揮するもののあれば、比較的短時間で再現性をもって効果を発揮する手技もありました。
そのなかで2026年は筋膜リリースに絞って、講座を開催いたします。
今年から始まる新しい取り組みもありますので、興味のある方は最後までお読みください。
筋膜リリースの講座に込める想い
小さい頃に親の肩を揉んだり叩いたりした経験のある方もいるでしょう。
つまり、徒手療法は誰でも比較的安易に始められるという特徴があります。
あん摩マッサージ指圧師の資格を持つようになって感じるのは、そんなに簡単じゃなかったということです。
まず前提として、ヒトの体のこと。
少なくとも筋肉と骨格のことを知っておく必要があります。
さらには支配神経や動きの仕組み、ほかの部位とのつながりなど。
症状がある人の場合はどうしたらよいのか、姿勢が傾いている人の場合はどうやって体を見ればいいのか。
…挙げ始めると、切りがありません。
この講座で扱う筋膜リリース(オリジンテクニック)は、「起始と停止にふれて筋膜を緩める」という手法です。
当然、筋肉の両端(起始と停止)がどこにあるか、どのように走行しているのかを正確にとらえる触診する力が必要になります。テキスト上の知識としてだけでなく、使える解剖学の技術を身につけてほしいと思っています。
2026年の新しい取り組み・復習と反転学習
これまでの日曜セミナーでは、当日の講座内で知識と技術、体の見方も含めてお伝えしてきました。
月1回の開催では、講座と講座の間に1カ月の時間が空いてしまいます。
その間に習った手技を実践する方もいれば、時間が足りずに施術できなかった方もいました。
一か月後に学んだことをまた、思い出していくのは効率が落ちてしまう…そういう気持ちがありました。
そこで考えたのが動画を利用した反転学習です。
今期の取り組みとして、講座開催の2週間前を目安に、セミナーで扱う手技の動画をお送りします。講座の前に手技を確認しておくことで、講座当日はより深く手技を身につけられることが可能になります。
動画を見て、手技を真似してみる。
そして講座の当日に、手技のチェックを行う。
積極的な質問があることでより臨床的な話ができるかもしれません。
配信する動画は、開催日の2週間前から講座開催月の末日まで(約40日)視聴することができます。
遠方のため参加できない方へ
ここまでお読みになり、参加したいけれど遠方に住んでいる方もいると思います。
また、日にちが合わず全10回の参加が難しい方もいるかもしれません。
そのような方のために、オンライン受講のコースをご用意しています。
現地参加の方と同じタイミングで、手技の動画を配信いたします。
動画1配信あたりの視聴期間は約40日となります。
また、10ヶ月の受講期間中にLINEで質問できる 個別サポート も用意しています。
2026年・徒手療法セミナー(2026年4月~2027年1月)
開催内容
Ⅱ.筋膜リリース 全10回
開催日
4月12日,5月10日,6月14日,7月12日,8月9日,
9月13日,10月18日,11月15日,12月13日,1月10日
(10月,11月は 第3日曜 です)
時間帯 9時50分~11時45分
会 場 文京区内の会場を予定
コースと受講料
現地参加・動画付 77,000円(全10回・有資格者)
66,000円(全10回・在校生)
オンライン受講 33,000円(全10回)
※10か月間の個別サポートを希望の方はお問い合わせください
そのほか
・鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の有資格者、および専門学校在校生を対象とします
・半期ごとの分割でお支払いを希望される方はご相談ください
こちらのページも併せてご覧ください。


